私が高校2年生の時に祖母が交通事故に遭い、その入院がきっかけで肺癌が発覚、最期は癌で亡くなってしまいました。父はその頃、浜松に単身赴任中、母が祖母の介護を1人でしていました。
私はと言うと…部活動に明け暮れ、母の手伝いなど一切せず。
介護している母はどんどん塞ぎ込んでいき、親戚とも距離を置いて誰とも会わなくなってしまいました。その当時はどうしてそうなっているのかわかりませんでした。「そこまでなるかなぁ?」と不思議に思っていたくらい。
しかし、時が経ち、自分が介護の道へ進み、初めてあの時の母がなぜあんな状態になってしまったのかがわかったのです。
確実に介護鬱だったと言えるでしょう。初めての介護(しかも義母)、孤独…、責任感の強い人なので、あまり人に頼ることをせず、頑張りすぎていたのだと思います。その当時の無関心な自分、助けてあげられなかった事に対する後悔が、私が居宅のケアマネになろうと思った理由の一つでもあります。
『在宅介護する人を支えたい。』
後々、母から、「サンケア21?…何か聞いたことあるな。たぶんおばあちゃんとこに来てくれてたヘルパーさんじゃないかな。」と。
えぇーーーーーー⁈
ヘルパーさんが来てたことも知らなかった当時の自分の知らなさ加減にも衝撃でしたが、サンケアを利用していたとは…
私はここに入るべくして入ったんだな、そう思った出来事でした。縁があったんだなぁと。
最近、ご利用者様、ご家族様とお話していると、「ご縁」を感じることが多々あります。
スピリチュアル的なことは都合良いことしか信じないタイプですが、人の縁、には意味がある気がしてなりません。
今担当させていただいている方も、これから出会う方もご縁があっての事、そのご縁を大事にしていきたいと思います。
最後に…
サンケアは訪問介護部門、福祉用具部門、そして居宅介護支援部門の3部門あり、オールサンケアで連携し、より良い生活の向上を目指して頑張っています。
新しいスタッフが入職すると、店舗の各部門にご挨拶やお顔見せがあるのですが…
そこはケアマネ、やはり職業柄でしょうか…
様子を見つつ、アセスメントが始まります。(こちら側はあまり自覚はないですが、相手方はアセスメントされていると感じる様です笑)
家族や友人の話を聞く時などにもアセスメントスイッチ入りがち。
これはきっとケアマネあるあるなんだと思います。
カメラ目線がかっこいいカマキリを見つけたので📷
瀬名店居宅


