秋の一日

今年は今までにない猛暑が長く続き、もうすぐ11月になってようやく衣替えをし始めました。

コロナ渦で前回は中止になった娘の大学の学園祭が、4年ぶりに行われる(娘の学部は2年おきの開催の為)こととなり、娘が(現在大学2年)通う大学に始めて入ることができました。

この大学はキャンパス毎の学園祭になり、開催日もそれぞれ違います。

学部ごとにキャンパスがあり、所在地が離れているため(工学部は静岡のように別の市にあり、全く行くこともないので同じ大学という感覚がないらしい)、キャンパスに

通う人数も少なく(このキャンパスは1学年、5学科で250人程度×4と院生)、

模擬店も9つしか出店がなく、ステージも小さく(知らない吉本の芸人さんや、軽音楽サークルが出演してました)、来客もほどほど、音量もほどほどで、

以前受験のための大学見学を兼ねて行った、都内の私立大学とは全く違う規模でしたが(そこは何万人も来客があり、有名な芸能人のステージもあり、出店も展示も桁違いでした)。

娘も教わっている生化学のS教授が、普段使っている検査用の青いゴムの手袋をはめながら、

クレープをとても上手に伸ばして焼いている姿など、

その学部らしい違った意味での面白さも楽しむことができました。

普段学食では何を食べているかを聞き、メニューの安さに驚いたり、

さながら父兄参観の様でもありました。

 

 

 

 

 

人生は四季に例えられる、と聞いたことがあります。

玄冬、青春、朱夏、白秋。

幼少期はまだ人として芽吹く前の冬であり「玄冬」。

これからの未来に希望を膨らませ、成長しつづける時期は「青春」。

世の中で中心的な役割を果たす、現役世代が「朱夏」の時期。

最後の「白秋」は人として穏やかな空気やたたずまいを見せ、人生の実りを楽しむ時期。

私自身はそろそろ朱夏が終わり、白秋に向けて歩んでいるところでしょうか。

そして、私が関わらせていただいている皆様は、まさに人生の実りを楽しまれている

白秋を味われている方々です。

ピリッとした朝夕の風の冷たさも、色づく草木の美しさも、人生を彩ります。

私たちサンケア職員一同、全力を尽くして、その彩りの一助になれるよう

励んで参ります。

 

 

☆瀬名店 居宅☆