梅雨に入りましたね

雨降りの合間に遠州森町の小國神社に行ってきました。ご祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」。そのほかにもたくさんの神名があるようですが、大国主命や大黒様の方が知っている方が多いと思います。

ご本殿他の建物は1572年に焼失しましたが、1575年に徳川家康によって再建されています。その後明治15年3月に再度の火災により本殿以下建造物などことごとく焼失してしまいました。そして明治19年に再度復興されて現在に至っています。

 

 

 

 

 

ご本殿や付随する建物の屋根は檜皮葺と言って檜の樹皮を使って施工される日本古来から伝わる伝統手法で、出雲大社をはじめとする多くの文化財の屋根で見られる屋根と同じです。小國神社の屋根を葺き替えるための檜の皮は、約三十三万坪に及ぶ広大な鎮守の森に生えている檜から調達されているそうです。

ご本殿の屋根は葺き替えられたばかりで、ほかの屋根より明るい色をしています。ご本殿に向かう参道は立派に育った木々の間を通っていて、歩いていると疲れも取れてくる気がしました。日々の生活で疲れた時に行ってみ るといいかもしれません。

 

 

 

 

 

高齢の方たちも介護者の方に手を引いてもらったり、車いすを押してもらったりして参拝に来られていました。病気平癒のご利益もあるからか熱心に拝んでいる姿が見られました。

 

 

 

 

 

日々の暮らしは疲れることが多いと思いますが、時には静かな環境で体と心を休めてみてはいかがでしょうか。